給与計算のお話~給与額の決定Ⅰ

今回より、給与計算に必要な事柄を私共の視点でお話したいと思います。何回かに分けて給与の考え方や給与計算にまつわるお話をさせていただきますので、ご意見・ご要望等をお聞かせください。又、疑問点にもお答えいたします。

それでは、第1回目の今回は、給与の決定について、お話させていただきます。

労働者を雇入れることにした時に考えること・・・・・・・・。

労働者(Aさん)を雇い入れるという事は「Aさんの労働の提供に対して、その代償としての給与を支払う」という契約(労働契約)を締結したという事ですので、契約に則った給与の計算・支払が必要になります。

具体的に給与を決定する際には、「Aさんの仕事の内容」「Aさんの能力や資格」「Aさんの役割」等々のどれを基準に支払うのかを決定しなければなりませんし、又、その額については、最低賃金の問題や、世間相場、支払い能力、他の労働者とのバランス等々を考慮し、決定しなければなりません。

一旦、決定した給与額はそうコロコロと変えることはできませんので、慎重に決定する必要があります。給与は労働者の生活の糧であり、又、モチベーションの基になるものです。

基準を明確にした、納得性のある給与体系を作ることが重要です。

お付き合いいただきありがとうございました。文章の長さは毎回こんな感じで、あまりダラダラと長くならないようにしたいと思います。

次回は、給与の基準作りのお話をしようと思います・・・・。 

(特定社会保険労務士 松田秀樹)